今回はモネの蓮池で有名な「オランジュリー美術館」から「ドラクロワ記念館」、「凱旋門」、「パンテオン」まで一緒に巡っていきましょう。一回目のパリ滞在レポート最終章です。
【訪問月:2020.2】
こちらは「旅の始まりはパリから:②Part1」「旅の始まりはパリから:③Part2」の続きです。さらに旅レポートとして楽しみたい方はこちらのArticlesで読む順番をご確認できます。なかなか旅行できない状況になりましたが、旅レポートでぜひ一緒に旅した気分になってもらえたら嬉しいです〜
前回の記事ではオルセー美術館や、ポンピドー・センター等、様々な美術館や観光名所を巡りました。その続きになります。パンテオンやサント・シャペルを訪れた日からは日にちはまたがず、サント・シャペルからそのまま歩いてパンテオンに向かいました。
パンテオン 5区
入場料:9euro(18歳以下無料)11月〜3月の第一日曜日の入場料無料(2020.2情報)
丘を上っていくと、なにやら大きな建物が目の前に見えてきました。急にドカーンと出てきて、迫力があります。いつの間に、出てきたの!?という感じで、パンテオンの周りだけ異様な雰囲気があります。
聖ジェヌヴィエーヴの丘にあるため、結構坂を登ります。
ここパンテオンはフーコーが振り子で地球の自転の実験をした場所で有名でもあります。現在はフランスの偉人を祀る霊廟となっています。
中は非常に広く、見どころがたくさんあります。こちらの動画でも、その広さを感じられるかと思います。
見どころが地上だけにとどまらないのが、ここ「パンテオン」です。地下に行ってみましょう。
地下には、ヴィクトル・ユーゴーやジャン・ジャック・ルソー、マリー・キュリーを筆頭に多くの偉人が埋葬されています。地下も非常に広くて、同じような道と柱に囲まれているため、迷子になってしまいます。人が周りにいないと、心配になってしまうほどで、空気感も独特な少しひんやりした雰囲気が映画の世界のようです。なんせ、フランスの偉人の墓所なのです。
こちらは『レ・ミゼラブル』等の作品で有名なヴィクトル・ユーゴーのお墓です。
他にも数え切れないほどの偉人がいて、デジタルディバイスで説明を聞くこともできます。
パンテオンの直ぐ側には、フランスで最も有名な大学であるソルボンヌ大学があり、その辺りの地区を「カルチェラタン」と呼びます。
大学生街なので、カルチェラタンには本屋さんが多く集まっています。雰囲気から知的な感じが漂っていて、本屋さんやお店屋さんを巡るだけでも、散歩をするだけでも、楽しい地区です。少し歩けば次の目的地である、ドラクロワ記念館に到着です!
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