お写真だけ整理しました。文章は随時綴っていきます。6月25日には完成させますね!
2023年6月11日、フランスの古都アヌシーでのアニメーション映画祭が開幕しました!
わたしは、本日2日目からの参加です。30度を超える快晴の中、世界からアニメーションに携わる方々が集まっており、普段は静かであろうアヌシーが大勢の人々で賑わっています。
まず駅からまっすぐ歩くと、メイン会場の一つである映画館が左手に見えてきました。既に長蛇の列が出来ており、ギリギリに行っては間に合わないだろうな、と心配になります。
すぐそばには絵本や漫画、おもちゃ等、アニメーションの街らしいお店が3店舗ほど!
どのお店にも今年のアヌシー国際アニメーション映画祭のポスターが貼られていて、映画祭を盛り上げます。
ジュネーヴを14:30に出発し、バスで約1時間。アヌシーに15:30に到着しました。映画祭の前に宿泊するところに向かって荷物等を置いてきたのですが、それは置いておいて…。映画祭のことを記します!!
映画祭の最初には必ず、Accreditationを済ませなければなりません。
中心会場にAccreditationを行うところがあるそうなので、そちらに向かいましょう!
メインの映画館からは歩いて5分もかからないのですが、そこまでの道が素敵です。
レストランのテラス席は大勢の人々で賑わっています。
まっすぐ歩けば、Accreditationがある芝生の広がる広場に出ます。こちらでStudentsやFestival等のAccreditationの種類(事前にインターネットで申し込みが必要です)に合った窓口に。
わたしは残念ながらStudentsの申請が受け入れていただけず、Festivalで登録しました。
まあ、初めてでよくわからないので、ただでさえお腹いっぱいなので、Festivalで満足です!(笑)
ちょっとした窓口の中に入るだけでも、厳重な荷物検査が行われていました。つい先日痛ましい事件がアヌシーであったので、その影響かもしれません…。
名前のアルファベットで窓口がさらに分けられていました。
苗字のアルファベットです!意外にもアヌシーではフランス語しか喋ってくれないことが多い気がします。
こちらがAccreditationでいただいたもの。
・カタログ・オリジナルトートバッグ・カード
このカードの裏面のデザインは一枚一枚(種類によって)異なっているようです。そしてオモテ面には名前と所属、そしてQRコードが印字されており、そのQRコードはシアターへの入場の際に必ず必要になります。
この芝生の広場の裏に、一番のメイン会場!
実際にアヌシーにいるような気分で、場所の感覚が伝わればなと思います〜♪
会場に用はないのですが、中に入ってみましょう!
今年のテーマであるメキシコ一色のデコレーション。カラフルで心踊ります。
右手に本屋さんを発見しました!
これは、テンションが上がります〜!貴重な本がきっとたくさん見つかるに違いありません。
中には、アニメーションやイラストレーション、絵本、マンガに関する書籍の他に、アヌシー国際アニメーション映画祭のDVDバックナンバー、過去の映画祭グッズ、他アニメーションに関するグッズ・・・など盛りだくさんです。
日本のアニメやマンガに関する書籍のラインナップは非常に充実しており、お店の一角を占めています。
海外で作るジブリ飯の本なんかも置かれていて、興味深い・・・!
でも、日本のアニメ関連の本はやっぱり日本が充実しているので、日本人幸せだな〜、と思ったりしました。
研究書は想像よりは少なくて、英語のものはあまり置かれていません。フランスで出版されているフランス語のものは、まあまあおいてあり、その中に貴重な書籍も見受けられました。
お店の中にはアニメーションに包まれたカフェもあります。
日本のしおりなんかも売っていたり・・・!
会場の外を出るとすぐにアヌシー湖の公園です。
後ろには壮大なアルプスの山々。ジュネーヴのモンブランよりも迫力があります。(と思いました。)
芝生でくつろぐ皆んな。
お昼はあんなに雲一つない快晴だったのに、いつの間にか真っ白な空に。雨が降らないか心配になりながら、野外上映に向かいます。
大勢の人々が集まり、ピクニックのよう♪
こんな贅沢で自然に囲まれた場所での映画です〜
始まった!
あれ?そっちかーい!と皆んなツッコミ。
上映前に色々話されていましたが何をお話しされているのか全く聞こえませんでした(汗)
上映は字幕も音声もフランス語です!
頑張って目を凝らしながら観ましたが、フランス語でわからないところもあり・・・、
(映画の内容は今後)
野外上映の会場のそばにはこのような展示も。
上映が終わり、22:00からの映画館内での長編上映に向かいます。
予約ありの人々と、予約なしの人々の列で分かれています。
その中でもシアターごとに分けられ、入場を待ちます〜。
わたしが観た作品のシアターは少し小さめでこのような感じ。
映画が始まる直前に、感想を伺えたら嬉しいと、その映画の製作チームの方に話しかけられました。
ブログにも書きたいですし、感想もちゃんと言いたいし、おそらく日本では見られない・・・、と思い、メモをとりながら鑑賞しました。
おそらく日本人で初めてこの作品を観た人になっている、と思うと感慨深いです。このブログ更新時にしっかり書きますね〜。
上映後しっかりインタビューを受けました。まさかのしっかりしたビデオで撮影されてしまい・・・、少々心配です。
もうすっかり夜ですが、夜のアヌシーも美しいです。
街全体がアニメーション一色に染まっています。
ここにいる方たち皆んなアニメーション映画祭のために来ている人なんじゃないか、というくらい、アニメーション映画祭一色のアヌシー。その大きな規模に少々緊張、そしてワクワク!
お話ししたい方も大勢アヌシーに来られているので、積極的に、実りある一週間にしたいと意気込んでいます。
それにしても、この二週間、大好きなアニメーションに囲まれて幸せです・・・!!
おまけ
一週間お世話になるアパルトマンは、映画祭の会場から歩いて約20分のところにあります。内装でばれない程度に…お写真を。
因みに映画祭が開催される時期はなかなかホテルがとりにくかったり、高くなったりすると伺っていたので、わたしは映画祭に実際に行く計画を立てる前の約9ヶ月も前から予約をとっていました。とても良いところに滞在できてハッピーです。
特にこのアヌシーでのわたしの作業机が良い感じです♪
早速こちらでゲットしたアニメーション関連の本を並べてMy Deskになりました。
飾っている本は、今日映画祭の会場にあった本屋さんで購入したものです。映画祭の50年の歴史について書かれたもので、貴重なお写真がたくさん掲載されています。みてください!この豪華な顔ぶれ!若い頃のキラキラしたアンドレ・マルタンが可愛い。純粋にアニメーションを愛して映画祭の礎を築き上げた方々です。
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