シュヴァンクマイエルに会いたくて…【プラハ】

アニメーション

【2023.6.4訪問】

プラハと言えば、チェコの巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルの町。

ザグレブ国際アニメーション映画祭の前にプラハに滞在したわたしは、プラハ城の側にシュヴァンクマイエルのアトリエがあると知り、早速訪問することにしました。

シュヴァンクマイエルの映画で、プラハの街並みが印象的な作品と言えば、わたしの場合は、『ファウスト』が思い浮かびます。

知らない間にファウストとすれ違っているかも・・・、とワクワク(?)しながらプラハの町を歩きます。

シュヴァンクマイエルの旧アトリエは、プラハ城の後ろ側にあるのだそう。

プラハ城に行く前の二手に別れる階段をもう一方の方に進みます。

それにしても、美しい青色の空!雲一つない快晴です。

裏を進むと、少しずつ人気がなくなり静かになってきました。

建物の色や、緑も可愛いです。

どんどんどんどん進みます〜!

お城の周りは9:00を過ぎると大勢の観光客で賑わいますが、ちょっと裏路地に入ると静かでのどかな時間が流れます。

写生大会をしていらっしゃる学生さんたち?もいました。描いていた風景は右の美しい小道。

この突き当たりを左に行くと、シュヴァンクマイエルさんの旧アトリエがあるようです。とても静かで緑の綺麗な一角です。

左に少しのぼると・・・?

見覚えのある花壇が!

わたしの他にも何人かシュヴァンクマイエル旧アトリエの前で立ち止まって見に来ている方たちがいました。

一人、遠目、シュヴァンクマイエルさんに似ている方が歩いてこられて、少しドキッとしましたが、違う方だった。残念!

二階の窓の中を覗いてみると、制作物らしきものが飾ってあります。

お伺いしたお話なのですが、シュヴァンクマイエルさんのアトリエの中は、彼が制作した物や、世界中から集めてきた骨董品、一部違法なんじゃないかという剥製等で溢れているようなのです。

そんなアトリエから、あのような作品が生み出されているのだと思うと感慨深い(納得・・・)です。

一昔前までは、アトリエを公開していらっしゃったのですが、今は一回はジュエリーショップとなっているようで、違う方のテナントになっています。

看板がシュヴァンクマイエルっぽいのですが・・・。

まっすぐ進んで、旧市街の方へ戻ります。

こちらは世界で一番美しいとされる図書館で有名な、ストラホフ修道院ですね!

旧市街のほうが目の下に広がっています。まだ6月ですが太陽が照っていて少々暑いプラハですが、丘の上は爽やかな風が吹いて気持ち良いです。

あっさりとしたご報告でした。

プラハでは、ヨゼフ・ラダの町を訪問したりなどもしましたよ!また備忘録として綴ります。

おまけ

プラハ城の近くの宿泊先はとっても広くて素敵なところでした。3年前に一人旅で来た際にもこちらのホステルを利用しましたが、場所もスタッフさんも雰囲気も全部素敵なところです。

着くやいなや、付いていたTVのNetflixでジブリをチェック!たくさんライナップされています。

洋ジブリを『猫の恩返し』、『ハウルの動く城』、『魔女の宅急便』、『天空の城ラピュタ』をみて、シュヴァンクマイエル作品『ファウスト』をプラハの町並みと照らし合わせながら見ていました。

母にここまで来てジブリ…!?と呆れられます。笑

飛行機からずっとお腹の調子が悪くて、ヨーグルトを…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました