※旅レポは実は下書きでほとんど書き終えていて、少しずつとびとびで掲載して行きます〜。お付き合いいただければ幸いです。2023年にはまた映画祭のためにヨーロッパに向かうので、それまでには・・・!
パリからユーロスターに乗ってロンドンへ。そして、ロンドンからバスとフェリーに乗ってダブリンへ!※力尽きて、今回は雑談に近い旅レポです。
ダブリンへ向かうロンドンのバスステーションは、Victoria Coach Station。大型のステーションで、どの方面に行くにもロンドンからバスを用いるなら、この駅を使用するのだと思います。
外からのステーションの感じは、このような感じ。立派な建物です。どこにバスがあるのかな?と一瞬不安になったのもつかの間、一歩足を踏み入れると中庭のような形で多くのバスが並んでいました。
ステーションの中は、人がいっぱいです!
迷う前に、掲示板で乗るバスを確認!
わたしが乗るのは、一番上のDublin, 871です。よしよし。
Gateは19とあるので、一番奥のGate19まで向かいます。今は17:20くらいで発車が18:00なので丁度いいですね〜。Gateの数字からも推測できるように非常に広いバスステーションで中には軽食を買う店などもありました。
Gate19で事前にオンラインチケットを見せて、「僕が見える範囲内でお待ちください〜」と案内してもらい一安心。
ところが、ハプニングが起きました!!
アナウンスで、Dublin行きのバスのGateが変更されるとかなんとか。にも関わらず、私の周りで待つ他の人たちは全く動こうとせず、先ほど案内してくれたお兄さんも何も言わないので「???」出発時間まで10分もない時間での突然の変更に少し焦ります。結局先ほどのお兄さんに聞くととりあえずGate6に行ったら連絡してあるから大丈夫〜、と言われて、Gate6までダッシュ!!
(どうやら、バスの連絡が遅れたために、途中までこちらからのバスで行って途中でダブリンまで行くバスに乗り換える、という風に変更になったそうです。それにしてもギリギリやな。笑)
無事乗ることができてまたまた一安心です。さよなら、ロンドン〜!
バスの中では、自身のスマートフォンをWi-fiに繋げてみることの出来る動画配信のサービス等がありました。
途中でバスを乗り換えるために降ります。
何もアナウンスがなかったので不安になって横のおじいさんに「ダブリンに行くんですか?」と聞いてみると、今までに聞いたことのないような強いアイルランドの田舎訛りで「ダブリンいくよ〜」と答えてくれました。どうやら周りの人たちも不安になっていたようで、「ダブリン行きのコミュニティ」ができました(笑)皆さん優しい方ばかりで、乗り換えの合間にお話も弾んだのですが、お喋りなおじいさんのアイルランドの田舎訛りの英語を聞き取るのに必死でした。汗(西の方出身の方らしいです)
乗り換えの他に途中で一回20分ほどの休憩がありました。こんなバスです。
夜になるとバスの中が青色に光ります。席は普通の4列シート。
しばらく走った後、パスポートを見せる場所に降ろされました。入国審査です!
あまりよくわからないままに前の人について行きます。
入国審査、新型コロナが迫っていることもあって、冷や冷やしました。
・・・・・・
夜で外の景色は楽しむことができなかったので、マップでどこにいるのかな〜♪と辿っていました。ビートルズの出身地で知られるリバプールよりも西に、イギリスの最西端に着いたようです。
ここでアイリッシュフェリーにバスのまま乗り込みます。
大きなフェリーが目の前に見えてきました。
フェリーの中までバスのまま入ると、バスが停車する階数だけ伝えられて解散です。(少し心配)
下の階がバスや車、真ん中が個室、そして最上階あたりに軽食が食べらえるスペースや売店、シート等があるようです。
“I HAVE SAILED THE SEAS”
おしゃれに光っているこの言葉は、アイルランドの詩人W.B. Yeats の有名な詩からの言葉です。
”Sailing to Byzantium”という詩の一節。
どこを見てもW.B. Yeats の文字があります。なんでだろうと思っていたら、どうやらこのフェリーの名前がW.B. Yeatsらしいのです!
時間はたっぷりあるのでフェリーの中を探索することにしましょうか。
最上階には空港の免税店のような趣のショップ。そして、真ん中のフロアには広々とくつろげるスペースがあります。
真夜中なので使っている人は見かけられなかったですが、飲み物や軽食が買えるちょっとした売店があります。
船内にあるショップ
同じフロアの端の方にはリクライニングシートが並ぶスペース。
色んなお写真を載っけておきます〜。
フェリーらしく海の生き物たちと一緒に遊べるキッズルームもありました。
色んなタイプのスペースがあります。夜はそこまで混んでいなくて、各々お気に入りの場所を見つけて仮眠をとります。
至るとことにテレビ
真夜中の3:00ほどでしたが、眠れないというか寝るのが勿体無く感じたのでさらに探索してみました♪
Yeatsに関する豆知識はVol.1からVol.9に渡り、あらゆる所で見つけられます。どこにあるのかはわからないので宝探しのように探してまわって全部見つけ出しました!
そんなことをして一人で楽しんでいるうちに、静かにダブリンに着いたようです。
しかし、フェリーに搭乗した際に予期していたことなのですが・・・、どこに行けば良いのか、あっているのかわからなくてオロオロ(;;)
階数しか教えられていなかったので、よくわかっていなかったのです。半信半疑でその階に向かうと、昨夜に見たバスの運転手さんに「ようやく集まったか」と迎えられました。(スミマセン)
ダブリン港に着き、5分から10分ほどバスに揺られると、あっという間にダブリンのバスステーションに到着しました。
夜が明けて間もない静かなダブリンに降り立ちました。
【旅レポ27 ダブリン編】に続きます・・・
[雑談]
大型フェリーでしたが、微妙に揺れを感じて少し酔いそうになってしまいました。
フェリーの中のテレビでニュースが流れていました。どの番組も新型コロナに関する報道ばかり。ずっとニュースを見ていなかったので危機感を感じていなかったのですが、いつの間にかヨーロッパ(特にイタリア)にも迫っているらしく、アイルランドも近々規制が始まるらしい。無事行こうと思っていた国にはトラブルなく行くことができて本当に幸いでした。
バスステーションから散歩がてらにぶらぶら歩くとすぐに、トリニティ・カレッジ・ダブリンが見えました。
そこからさらにもう少し歩くと、いつの間にかメインのストリートのうちの一つオコーネル・ストリートに。そこで『ユリシーズ』でお馴染みのジェイムズ・ジョイスに出会い、来て間もなく文学の街を感じています。
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