フランス東部の街、ストラスブールは旧市街全体が世界遺産に登録されている、アルザス地方最大の都市です。フランスとドイツの間に位置し、フランスだけどドイツっぽい、かわいらしい町並みと独特な文化が特徴です。
【訪問月 2020.2】
マルでうっすらっと囲っているところがStrasbourg(ストラスブール)です。アルザス地方最大の都市であり、地図からもわかるように、ドイツとフランスの境界にあります。ストラスブールでメジャーに使用されるトラムでも、メインの駅から約15分ほど乗れば、ドイツの隣町であるKehl(ケール)にたどり着きます。
フランスとドイツの間、という場所から、ドイツとフランスが領有権を争った街として有名でもあります。しかし、1944年以降、政治的にフランスに属し、現在では、EUの欧州議会の本会議場や、欧州評議会などがおかれ、ブリュッセルと揃ってEUの象徴的な都市とされています。
行き方
1,電車 2,バス (パリから)
1,パリ〜ストラスブール間はhigh speed trainであるTGVが開通しています。パリからTGVを利用すれば2時間弱で行くことが出来るので、日帰り旅行も可能です。値段は日にちによって変わると思いますので、是非チェックしてみてください。予約する日によって2000円〜24000円ほどと大きな差がります(TGVはそのクオリティから、少しお高いと思います。TGVはユーレイルパスを持っている方も予約必須です)
2, バスは電車に比べると、時間はかかってしまいますが非常にお得です。バスの値段は予約する日によって相場が変わり、人気のバスは直前に予約するよりも前もって予約したほうが安い場合があります。パリ〜ストラスブールであれば1000円〜でしょう。夜行バスを利用すれば、一泊分バスで過ごすこともできるので、うまく利用しましょう。
私はパリからストラスブールに行ったので、パリからのことしか記述していませんが、スイスやドイツとも近い街なので、そちらからも行くことができます。
ストラスブールまでの道のり
私はFLIXBUSというヨーロッパで主流なバスを利用しました。約1000円のチケットをゲットでき、夜行バスで行ったので、宿泊費も浮きすごくお得です。
内装はこんなかんじ♪
夜は青色の光が印象的です。このFLIXBUS非常にリーズナブルなので、何回か使用したのですが、国によって客層や雰囲気が全然違うような気がします。フランスは、みんな自由で夜になっても結構賑やかでした。(またヨーロッパの交通編で詳しくご紹介したいな、と思ってます!)
横に人がいたときは、あまり寝れませんでしたが、途中の駅でだんだん人が減っていき、隣の席も自由になってから爆睡しました(笑)夜行バスなので、スイス近くまで下って、結構大回りをしてストラスブールに向かっていました。
それではストラスブールを巡っていきましょ〜う!
朝8:00にストラスブールに到着しました。ストラスブールでは高校の時の友達も一緒です♪女子旅です♪
ストラスブールはコンパクトな街なので、おそらく徒歩圏内なのですが、滞在先まで少し距離があったので、トラムを使用しました。
このトラムのチケット、焦って普通のものを買ってはいけません!よくよく見ると結構色んな種類があるんですね。もし二人以上で観光するのであれば、絶対に「24H TRIO」(€6,4)といった3人で24時間乗り放題のチケットを購入すべきです。お得です!
チケットは他の地域と同様に、買うだけで終わりではないの注意!駅のどこかにスキャンする機械があるので、乗る前にスキャンすることをお忘れなく。
トラムの外装が、とってもキュートです♡ 一つ一つ違ったイラストで、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。
日記風にどんな感じで行動していったかかくと、ここから一旦滞在先まで行きました。チェックインの時間前でも荷物を無料で預かってくれるホテルやユースホステルは多いです!今回は、ラッキーなことにすごく早めにチェックインすることができました。(レセプションの人とっても良い方々でした!そのかわりに口コミ書いてね〜って言われた けど、まだ書いてないかも…笑 書きます!)
旧市街を歩く
朝は曇りでした。
大体、ストラスブール大聖堂やプチット・フランス地区のあるあたりが世界遺産に登録されていて、観光の中心となります。
トラムの駅は、Homme de fer(ホム ド フェール)駅を中心に巡るのが良い、とホテルのレセプションの方が教えてくれました。
広場には、ミニ遊園地が!
大きな広場が2つくらいありました。
ストラスブール大聖堂
駅からクレベール広場の方面を行くと、ストラスブール大聖堂が見えます。
その外観は、独特で少しピンクがかった色をしています。(ヴォージュ産の砂岩を用いているからだとか)
あっ!晴れた!(お昼過ぎに撮った写真なので晴れてます!)
大聖堂は迫力があり、街の中でもその存在感を放っています。頑張って見つけようとしなくても、街を気軽に歩いて散歩していればいつか絶対たどり着けます。
中には無料で入ることができます。
こちらは、カトリックの大聖堂で、教会として2020年現在、世界第6位の高さを誇っています。
なんと、ヴィクトル・ユーゴーが「巨大で繊細な驚異」と評した教会だそうです。
ステンドガラスも非常に綺麗です。多くが14世紀に作られたものだとか。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、大聖堂の南には世界で最も大きな天文時計の一つとされる時計もあるそうです。
小道をあるくだけで楽しいです。様々な顔を見せてくれます。
ちょっとしたお花もすっごく粋でおしゃれですね♡
特に治安が悪いような地域はないので、地図なしでぶらぶらお散歩しても楽しいです。迷子になっちゃっても、大丈夫…!
こういった旧市街の町並みですが、トラムが走る道まで出ると、今どきのお店が並びます。(後篇で出てきますが、ストラスブールの鉄道駅は、こんなかわいい世界とはまるで違って、非常に近未来的なんです。)
スイーツの街でスイーツタイム!
女子旅には外せないスイーツ巡り♪
ここ、ストラスブールはそんなスイーツ巡りをするのに最適な街でもあります。ヨーロッパでスイーツ巡りするならストラスブールは外せないでしょう。
ストラスブールはスイーツの聖地なんですね。ストラスブールには有名なパティスリーが集まっているんです!
そんな中、私たちが選んだお店は、
ここ!!!
老舗パティスリー「 Christian(クリスチャン)」
だまし絵のような、(チェスキー・クルムロフっぽい♡)可愛らしいピンク色の建物です。大聖堂からあまり離れていませんが、少し裏道のような静かな場所にあります。
旧市街に2店舗あるのですが、こちらの本店は、中でゆっくりくつろぐことができるスペースがあって、おすすめです。
外からのショーケースにはたくさんのスイーツが
あれもこれも食べたい!なんて欲が出てしまって、なかなか一つに絞ることができませんでした。
そんな中、私たちが選んだのは、、、
こちらの「モンブラン」!!!
サクサクとしたタルト生地の上には、あまーい栗の香りが広がります。とってもボリュームがあります。
またまた、内装の写真撮るの忘れちゃいました…!
こんなおしゃれなメニューからも伝わるように、お城の一室のようなこじんまりとしたおしゃれなスペースで、スイーツを楽しみました。スイーツと一緒に、私はエスプレッソ、友達はホットカカオを注文。エスプレッソはかわいーいティーカップで、ホットカカオはカカオの実で出てきました!!笑 周りのお客さんを見た感じランチやモーニングプレートもあるみたいです。
後篇では、ストラスブール一番の観光地、Petit Franceやストラスブール駅、遊覧船クルーズ、アルザス料理などなど巡っていきます♪
後篇に続く…
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