フランスのコルマールに観光に来ていた私は、二日間を共に過ごした友達ともお別れし、コルマール駅からNormal Train でベルギーのブリュッセルに向かいます。ここからは長い長い一人旅の始まりです。ブリュッセルまで向かう途中、ルクセンブルクに寄ることができたので、ルクセンブルクに寄ったお話をちらっと!
【訪問月:2020.2】
旅レポートの読み方について詳しく知りたい方は、こちらを御覧ください。
一日の大半を電車で過ごし、ルクセンブルクにも1時間ほどしかいてないので、今回は写真と雑談がメインの記事です。記録がてらにあっさり行こうと思います。それでは、どうぞっ!
旅程
さてさて、本日のスケジュールです。Rail Planner というAppで簡単に電車を調べることができます。
コルマール駅からブリュッセル駅までの距離は大体500km、東京から大阪までの距離とほぼ同じです。すべて鈍行ですが、どうやら18:00にはブリュッセルに着きそうですね♪
8:00 COLMAR
朝8:00前にコルマール駅につきました。
コルマール駅なんだかかわいいメルヘンな駅舎です♡
一回友達をお見送りするため少し早めに到着!
私は、ユーレイルパスをまだ有効化できていないので、窓口が開く8:30になるのを待ちます。ユーレイルパスの有効化は結構簡単にできました。でも、窓口の方が把握してなさそうな感じだったので、こちら側から説明して、やってくださった感じです。 おそらく、コルマール駅だったからかな?都市部の駅では並ぶことすらあるそうです。
電車の発車時間まで、駅の周りをぶらぶら。
駅内の階段の壁にはこんなかわいい汽車のデザインが。
さてさて、計12時間に及ぶ鉄道旅の始まりです!探したら速い電車も乗れたのかもしれませんが、そんなに急いでいないというのと、Normal Train は確実にユーレイルパスのみで乗れるということで、すべて鈍行で行くことに。(High speed trainは予約必要と書いてあったので、お金がかかるのかな?と思ったんです)
9:40 STRASBOURG
ストラスブール駅に着きました!
ストラスブール駅でも次の電車まで時間が1時間ほどあるので、PAUL(パン屋さん)でクロワッサンとコーヒーのセットを購入して朝ごはん。200円行かないぐらいで、モーニングセット割でした♪
ストラスブール駅からMETZ駅に向かいます。
12:15 METZ
METZ駅です!
ここはまだフランス。より北へ、より西へ進んでいます。
ここもまた、立派な駅。
他の駅とはまた違った雰囲気があります。なんなんだろうこのオブジェ!
13:45 LUXEMBOURG
なんとここでハプニング!ルクセンブルクからブリュッセルまで一本の電車で行けるはずだったのに、その電車がなくなってしまいました!
しばらくの間、駅にいたのですが次の電車まで一時間以上あるということで、大きなバッグを背負ったままルクセンブルクの街をお散歩してみることに。
こんな形で観光することになるとは!
ルクセンブルクで寄り道
ルクセンブルクの首都はルクセンブルク。正式名はルクセンブルク大公国だそうです。フランスとドイツ、ベルギーの中間に位置し、公用語はルクセンブルク語・フランス語・ドイツ語の3言語あります。神奈川県ほどの面積に人口60万人ほどの小さな国ですが、欧州を代表する金融立国でもあります。とても裕福な国です。
こちらがルクセンブルク駅。
駅からまっすぐあるけばルクセンブルクの観光地として有名な、アドルフ橋にたどり着くそうです。アドルフ橋までは歩いて20分ほど。それからもう少し奥まで行くとルクセンブルクの旧市街です。駅からも歩いていける距離ですね。
なのですが、、
なんと、土曜日は公共交通機関が無料!!!
2020年春には、公共交通機関すべて、いつでも無料になるそうです。びっくり!
駅の前の大通りまで出ると、何やら工事中。全域で行われていて、大工事です。
この看板にのっているように、トラムの線路が出来るようです。
現在は、このようなバスが通っています。トラムが出来ると、すごく便利になりそうですね。トラムが出来上がるのは、春を越えてのことだろうから、無料で乗れるってことですよね?すごい*
これがルクセンブルクで有名なアドルフ橋です!このアドルフ橋を抜けるとルクセンブルク旧市街にたどり着きます。
ここからちらっとボック要塞がみえます。
フランス神聖とローマ帝国の戦いでは、30年戦争に巻き込まれたり、オーストリア領とフランス領を行き来したり、戦乱の歴史があってのこの要塞。
ルクセンブルクの旧市街と、この要塞は世界遺産に登録されています。
曇っちゃいましたが、おとぎ話に出てきそうな雰囲気のあるルクセンブルク。
こちらは、「バンク・ミュージアム・ルクセンブルク」。金融の歴史から未来まで学ぶことが出来るミュージアムだそうです。さすが、金融の国、ルクセンブルク。
国民の経済レベルは世界トップと言われているほどで、貧富の差もなく失業率も低く、非常に興味深い国です。
私がお散歩した辺りは、ルクセンブルク駅から歩いて20分程のところだけです。ルクセンブルクのほんの一部しか観光できていません。もっと素敵な場所があります。ベルギーからもフランスからもドイツからも、日帰りでいけちゃうルクセンブルク、ちょっと不思議な雰囲気があっておすすめしたいです♪今回、旧市街まで行けなかったので、絶対もう一回しっかり観光しにいきたい!と思っています。
18:00 LIAGE-GUILLEMINS
ベルギー
ベルギーに入りました!!!
ここはまだブリュッセルではありませんが、この駅のデザインがすっごく近未来的で、洗練されていてかっこよかったです。
ここでまた電車を乗り換えて、ブリュッセルまであと一時間。
12時間ほどの長旅でしたが、電車に揺られる時間はあっという間に過ぎてしまいました。
ブリュッセルでは、カウチサーフィン(ホームステイ系アプリ)の方と待ち合わせをしていて、お泊りさせていただくので、ドッキドキです。はじめてなので尚更緊張しています。
ブリュッセルに続く…。
おまけ
「メルツ駅」のトイレです。
トイレの写真を撮るなんて違和感でしかありませんが、ヨーロッパで見たトイレの中で一番綺麗なトイレでした。鉄道駅のトイレはほとんどが有料だと思っておいたほうが良いです。そのかわり掃除係の方が常にいらっしゃって綺麗なトイレが多いような気がします。
大体100ー200円くらい。私が行った中でチューリッヒ以外は全てカードで支払うことが可能でした。
有料でしたが、これくらいのレベルだとお金を払ってでも選びたいレベル。手洗うだけでも気軽に入れないのは少し…です。海外どこに行っても、日本のトイレってすごいなぁ、って改めて思いますよね。
皆さんに読んでいただけているようで嬉しい限りです♪
鉄道旅と言いながら、今回の記事では列車や車窓を撮ることを忘れていました💦とっておきの車窓いっぱいあるので続きの記事も是非お楽しみください。
旅レポについてのご感想やご指摘等有りましたらご気軽にご連絡ください。
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