【徹底レポート】温泉大国ハンガリーで最初に行くべきおすすめ温泉はここ:「ルダシュ温泉」

ハンガリー

ハンガリーといえば、日本と同じくらい温泉が有名な世界有数の温泉大国です!温泉に浸かりながらチェスを楽しむおじさん達で有名なセーチェ二温泉は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ハンガリーの首都ブダペスト近辺には市民向けから観光客向けまで数多くの温泉がある中「ルダシュ温泉」に行ってきました。ブダ側の川沿いに佇むルダシュ温泉には絶景が見られる露天風呂があるということが一番の決め手です。行こうかなと考えている方にもブダペストの温泉どんなもんやい!という方にも実際に行った気分になれるように徹底レポートします!

※この記事を読めばルダシュ温泉で迷うことはないでしょう!

 [この記事は7分で読めます]

ルダシュ温泉

日が落ちて、ブダペストの街にあかりが灯り始めました。ブダペストに行ったらしたいことリスト「ハンガリーの温泉に行ってみる」これを達成すべく今からルダシュ温泉に向かいます。安全なお昼ではなく暗くなってから行った理由についてはあとでわかることでしょう。

多くの温泉の中で「ルダシュ温泉」を選んだ理由については主に以下4点

⑴新しくて着替えるところが整備されていてロッカーがちゃんとついている

⑵どうやらの温泉は全体的にぬるいが、ルダシュ温泉には日本人好みの熱い温泉もある

⑶屋上には露天風呂があってブダペストの街を眺めながら温泉に浸かることができる

⑷中心地から歩いて行ける距離である

一番有名なのはやっぱり『テルマエ・ロマエ』でも登場したセーチェニ温泉だと思いますが、一人では行きづらく、セーチェニ温泉は外がメインで3月の寒い季節には厳しそうだったので、またの機会にとします。

ちなみにブダペストでは一切バスや電車を使用しませんでした。歩くと結構な距離がありますが、歩けない距離でもないです。

アクセス&インフォメーション

Google マップ

歩いて行く場合は、ペスト側からエリザベス橋を渡ってブダ側に行き、左手にルダシュ温泉が見えます。

ルダシュ温泉(Rudas Baths)は1550年に建設されました。オスマン帝国の支配下における時代に造られた建物からはトルコ式の要素が見て取れます。

正面の入り口

行くかたは注意!!:

以下のように曜日によって男性用、女性用など分かれているそうです。(※最新の情報をお確かめください)

火曜日:女性専用 金曜日の夜〜日曜日:混浴 月曜日・水曜日〜金曜日のお昼:男性専用

料金表:(下記の表から〜開館時刻等は曜日によって変わります)

THERMALBATH (6:00-19:45) 4700HUF (1700円ほど)

SWIMMING POOL and WELLNESS (6:00-21:45 and 8:00-21:45) 5200HUF (1900円ほど)

ALL IN 6900 HUF (2500円ほど)

※値段は2020.3.8時点のもの

※日本円への変換は1HUFあたり0.35-0.36円での計算によるもの

主な開館時刻ですが、金曜日と土曜日だけ深夜の営業(22:00-4:00)があったことだけメモしておきますね。他は最新の情報をご確認ください。

温泉に入るには混浴のため、水着が必須です!もちろん持ち込みの水着を使用することは可能ですが、こちらで借りることも可能です。

水着:3000HUF (deposit 2000HUF) (1080円+預かり金720円)

バスタオル:3000HUF (deposit 2000HUF) (1080円+預かり金720円)

バスローブ:4000HUB (deposit 4000HUF) (1440円+預かり金1440円)

しかし、一つ注意点があります!…借り物系はデポジット料金(預かり金)がいるのですが、これは現金のみです!!!only cash!!ディポジットは借り物を返却した時に返ってくるお金なので現金のみしか受付できません。ハンガリーはユーロ圏ではない上にクレジットカードでほとんど支払いが可能なので換金せずに過ごす方もいるかもしれない(ワタシデシタ)のでご注意を。

入り方

正面玄関を入って一階にある受付でプランの選択をし赤いリストバンドを受け取ったのちに、ロッカールームのある二階へ。

二階へつづく階段の途中にある像がエキゾチックな雰囲気を漂わせます。

ちなみに受付でもらう赤いリストバンドというものが↓こちら。このリストバンドは温泉に浸かる際にもずっと身につけて入ります。個人ロッカーの鍵がわりにもなり、ところどころにあるゲートで入るためにタッチするところがあるのでとっても大事です。

(大阪にあるスパワールドにもこんなものありますよね。スパワールドでは温泉内での支払いもこれでできますが、こちらではどうなんでしょう?中にレストランやカフェがありましたが、?のままで帰ってきてしまいました。まあ、ロッカールームへは気軽に行き来できるので財布が必要であれば取りに帰れます〜(適当))

個人ロッカーは無料です。ただし、お部屋兼ロッカーとなっているキャビンは有料だとか。大きい荷物がないなら個人ロッカーで十分だと思いますよ。

水着に着替えるので、温泉というよりもプールの更衣室ですね。日本のそれとも全く同じです。

ちなみに、私は水着をもちろん持ってきていないので、1000円で借りました。(痛い出費)上の写真にあるように黒いスクール水着です。タオルは宿泊先で無料で借りることができました。ブダペストのホテルやユースホステルでは温泉のためにバスタオルを貸してくれるところが多いそうです。

お着替えルーム

更衣室は男女特に分かれていないので、鍵付きのロッカールームで着替えます。中には掛けるフックだけでなく椅子のようなものにものが置けるような仕組みになっていて結構広々としています。(清潔です)

・ロッカー ・お着替えルーム ・鏡+ドライヤー 

は装備されているので、ドライヤーも持ってくる必要はありません。

温泉を徹底調査

しっかり着替えたところで、早速温泉内を徹底調査してみましょう!

携帯やタオル、本など持ち込みは自由で、温泉の周りには棚があるのでみんな色々持ち込んで入っていました。防水のエコバッグ等があると便利かもしれませんね。ただ、鍵付きのロッカーは更衣室にしかないので貴重品は持っていかないか常にそばに置いておくのが無難です。

ロッカールームから受付方面に歩けば、温泉への道のりにつきます。ここからは土足禁止〜

二階の受付からまっすぐ進むと奥に黄色い部屋が見えます。その前にゲートがありますね!ここでさっきもらったあの赤いリストバンドをピッとするのかな?

サウナ

奥に見える黄色い部屋はどうやらシャワールームだったようです。ボタンを押すと30秒ほど上からミスト状の水が出てきます。なかなかワイルドなシャワーで、出方も謎だったので常に「キャッキャ」と騒ぎ声が聞こえてくる楽しいシャワーでした(笑)雨のように降ってくるのでサウナの後に潜ると気持ち良さそうですね〜。左には水風呂です。

右に進めば、サウナがあります。

サウナは全部で5種類。フィンランド式のあついサウナからミストサウナ、長くいられる低めのサウナまで。ミストや低めのサウナはやっぱり人気ですね〜外が寒いのもあってサウナの中は人がいっぱい。

サウナのブースではゆっくり座ってくつろげる所もあり、雑誌や本を読んでいる人も見受けられました。

温泉の中は広いのでこのような水飲み場がポツポツあります。なんだか一番ハンガリーの温泉らしい雰囲気が出ていて素敵でした。雄羊の口から出ている水を飲むんですね〜

サウナのブースから続く階段を降りて、奥のプールまで歩きます。階段を降りると、軽食が食べられるカフェを発見!外から見るとメニューも充実してそうですよ。

ロッカールームからサウナブース、サウナブースからプールへと続く道や階段はやや殺風景で簡単な標識があるだけです。温水プールまでは軽くたどり着くことができるのですが、温泉ブースの奥にあるらしい露天風呂までがどうも難しく結構迷ってしまいました。とりあえず次の目的地に向かって進みましょう。

屋内プール

屋内プールはこんな感じ♪ 

プール付きのプランであれば泳ぐことができるのですが、水泳帽が必須です!!!

時間があってエキゾチックな雰囲気の中泳ぎたいという方はぜひ水泳帽を持って行きましょう。やっぱりみんな温泉目当てで来ているためか、プールは空いている印象を受けました。泳いでいる方は近くに住んでいる方が多いのかな〜?

屋内プールをまっすぐ通り抜けます。(温泉に続く道のりはプール階のみなので注意しましょう・二階からは通り抜けできません)

通り抜ければまたゲートの登場!もう慣れてきたことでしょう。手首を当ててピッと認証!

温泉

さてさてやっとたどり着きました。お気付きだと思いますがサウナから温泉はプールを挟んでいるので結構距離があります。

温泉の近くにはこのようながあるのでタオルはみんなここに置いて入っていますね。似たタオルの場合はわからなくなってしまうので何か印もあると便利かもしれません。私は借りたタオルで真っ白のごく普通のタオルだったのでわざと変な畳み方にしたり変な置き方をしたり…

温泉の周りにはシャワールームもあります。シャンプーリンスーは置いていません

温泉もサウナと同じく5種類ほどあって、ジャグジー付きのものや、温度が低めのもの、日本の温泉に近いような温度が高めのものなどカラフルなタイルで囲われた浴槽で思う存分楽しむことができます。日本の温泉に近い温度が高い温泉は、おじいさんに結構人気があるようで、若い現地の方やヨーロッパ周辺からの観光客の方からは「あつい〜こんなの入れないわ」「ずっと入ってる人すごすぎ」などというような話が聞こえてきました。温度は低めで長湯できる温泉がハンガリーの温泉では主流且つヨーロッパの方に人気のようです。日本人にとってはちょっとぬるく感じると思います〜

ちなみにルダシュ温泉のお湯はもちろん源泉から引いています。

室内温泉の窓からは夜のブダペストの光が。すぐ横は道路のようです。

絶景の露天風呂

露天風呂までの行き方が少しややこしいのですが、温泉ブースを奥まで行くと上へ続く階段があり、露天風呂は3階にあります。

露天風呂もは大人気で「ザ・密」でした。やっぱり景色が見られる川側の場所は人気があるので長いこと待っていないとなかなかたどり着けません。水着を着て男女兼用の温泉ということなので様々な国からのカップルや大勢のグループできている方も多く、雰囲気が楽しかったですよ〜

露天風呂の近くでは飲み物の小さな売店があって露天風呂の周りも結構賑やかでした。

実際に露天風呂からみることのできた景色です。お昼間には行っていませんが、夜が特に綺麗なのではないでしょうか!

紺色混じりの黒い背景の中にオレンジ色に輝くブダペストの街と川。癒されます。

やっぱり露天風呂が一番素敵でした。一番良い場所を狙うべく30分くらいいたかもしれません。最終的に川が見える一番良い場所を取ることが出来てブダペストの夜を心ゆくまま眺めていました。

さてさて、

思う存分露天風呂も楽しんだのでそろそろ戻りましょう。

レストラン

上がってきた階段を降りると中二階に何かを発見!

露天風呂まで行く階段の途中、2階にあるのは「ルダシュビストロ」というレストランです。

温泉を楽しみながら途中でお腹も満たすことのできるこちらのレストラン。ガラス窓にはもちろんブダペストの美しい街並みが広がっています。

ルダシュ温泉どうでしたか?

ルダシュ温泉の雰囲気大体伝わったでしょうか?

日本で言えば、温泉というよりはスパワールドや健康ランドと言ったものにやや近いですね。ルダシュ温泉はハンガリーにある他の温泉に比べても非常に入りやすく全体的に清潔で簡単に楽しむことのできる温泉です。何より一番のポイントは露天風呂。ブダペストの絶景を眺めながらの温泉はそれだけでも十分に価値があります。

思う存分楽しんだので、夜のブダペストを歩いてゆっくり帰ることにしましょう。

温泉を出て、川沿いをまっすぐ進むとブダ城が見えます。夜のブダ城はお昼に見たブダ城よりも迫力がましましです…。

帰りはセーチェーニ鎖橋を渡ってペスト側に戻ります。

おまけ

この日は全てCurrently not available となっていますが、こんな掲示板もあったので載せておきますね。

yuuuki
yuuuki

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ルダシュ温泉、実は行くかギリギリまで迷っていたのですが行けて本当に良かったです。

ただ、少しだけほんの少しだけ(笑)高いですね〜

次はセーチェニ温泉でチェスおじさんに会いたいです!!!

ハンガリー・ブダペストの記事も是非お楽しみください。

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